こんにちは!リーマンブロガーのいずみです。
今日は、手塚治虫文化賞を受賞したカラテカ矢部太郎さんの『大家さんと僕』のレビューを書きます!
この本は『今、挑戦しているあなたに読んでもらいたい本』です。
手塚治虫文化賞の受賞式の日、矢部さんのコメントで会場は感動の嵐となりました。
彼の誠実さ、人間らしさが彼の言葉を通じて会場中に伝わったから。
そもそも矢部さんを知らない方もいるかも知れません。
彼はカラテカというお笑いコンビの芸人さんです。
矢部さんは芸人さんにも関わらず、トークが苦手です。
喋りは芸人さんの商売道具でもあるのに苦手。
そんな矢部さんが一生懸命に一言一言こころを込めて発した言葉には紛れもなく、言霊として相手の心に届きました。
『今、挑戦しているあなたに読んでもらいたい』
伝えたい気持ちが2つあります。
⑴新しい家族の在り方。 仲間たちとの繋がり。
誠実にあなたが頑張っているのなら、周りをしっかりと見渡して見てください。きっとあなたを応援してくれる人がいます。
矢部さんが漫画家になろうと思ったとき、彼の背中を後押ししてくれた仲間がいました。
『ぜひ書くべきだ』
『僕が自費出版でも出したい』
彼を後押しした人たちは間違いなく矢部さんの誠実な人柄に心動かされたのでした。
その誠実さが作った矢部さんと大家さんの物語。本当に素敵な関係です。
この本の中には、血の繋がりより素敵な絆で結ばれたほっこりする物語があります。
1人のおばあちゃんと1人の青年。
お茶目なおばあちゃんと口下手な青年。
寂しさと誠実さ、お互いの気配りが交わって生まれた感動の実話。
この本を読んでいくに連れて、僕も大家さんの気持ちと矢部さんの気持ちがほど良い関係で繋がっていく部分を垣間見れて心からほっこりしました。
お互いがお互いを気にかけている関係は今の僕の周りにも通づるものがあるなと思いました。
今、新しいことに挑戦しているあなたが誠実に頑張っているのなら、必ず応援してくれている人がいます。
家族だったり、友だちだったり、もしかしたら偶然居酒屋でとなりに座っていた人だったり、必ずそういう人がいます。
だから、思い切って挑戦してほしい。
誰もいないって人がいるのなら、僕が応援しますよ!大きな声で頑張れー!!って応援します!!!誠実さと今、挑戦している自分を大切にしてくださいね!!
⑵矢部太郎さん38歳からの挑戦。
矢部さんは38歳にして漫画家を目指しました。
38歳から。
僕の周りにも、ブロガーを目指し始めた方がたくさんいます。
僕もその一人。
ブロガー仲間には、今の社会に適合できずに『もがいている』若者や、矢部さんよりも年上の方で家族のために『頑張ってる人』がたくさんいます。
彼らは自分の夢に向かってグーグルアドセンスの壁に挑戦していたり、アクセス数の壁にぶつかったりして心折れそうになっている人もいます。そんな方に大家さんから矢部さんに発せられた素敵な言葉を送ります。
大家さんからの素敵な言葉
歩くののろくてごめんなさいね
とんでもないです
年だからもう転べないのです
矢部さんはいいわね、まだまだ何度でも転べて
大家さんは常々矢部さんに、『矢部さんは若い。とても若い。』とおっしゃっていたそうです。
まだまだ何度でも転べる。
若いうちは何度でも転んで立ち上がればいいのよ。
大家さんからの気持ちがこもった応援がとても心にしみました。
僕らはまだまだ若い。
やりたいことをやれる年齢なのだから、好きなことに挑戦しなさいよ!
この本を通じて僕はそんな言葉を大家さんから頂いた気持ちになりました。
ぜひ一度読んで見てください!
とてもすがすがしい気持ちになれますよ!!
今日はこの辺で!
いずみでした!